食物繊維の効能って?

食物繊維って何に役立っているの?

 

食物繊維には水溶性のものと不溶性のものがあることで知られていて、謳われる効能がやや異なります。

 

水溶性食物繊維である難消化性デキストリンは、コレステロールの吸収を抑制したり、食後に血糖値が急激に上昇するのを抑制したりするという報告が次々となされています。
また、不溶性食物繊維は大腸の排便への働きを促進します。

 

ほかにも、食物繊維の効能として確認されているものに、便秘予防と糖尿病予防、そして肥満予防と脂質異常症予防、さらには脂質代謝の調節による動脈硬化予防があります。
他にも、腸内細菌のビタミンB群の合成を促進したり、食品などに含まれる毒性物質を排除するのを促進したり、大腸癌を予防したり等の効能も確認されています。
長寿地区住民の高齢者の食物繊維摂取量と同一人の腸内細菌叢を分析することによって、食物繊維摂取量が多いと、有用菌が優勢で、腸内腐敗の防止や免疫強化に貢献することがよく知られています。

 

さらには、腸内感染から防御する作用や、腸管運動を促進する作用もあるということが知られています。
食物繊維には、ダイオキシン類を吸着したうえ排泄する効果を高め、排出速度を3倍前後にもして、ダイオキシン類による健康被害を防ぐ効果をも、もつのではないかという研究も近年では進んでいます。